ポールのそば家
以前に取材で訪れたそば屋シリーズ。今回はポールのそば屋。
一年弱前、当日に電話していきなりの取材申し込みだったにもかかわらず、快く取材を受け入れてくれた店だ。
那覇から行くと、空港を過ぎ331号線の豊見城警察署を右折して道なりに行くと右側に見えてくる黄色い建物。とにかく黄色いので目立つ。
取材の時は、店の名前を冠した一押しの
ポールのそばセットを頂いたのだが、コレがスゴイ。ソーキ、三枚肉、中味にカマボコまでのった、700円という値段で元が取れるのか心配になる肉尽くしのそばだ。
今回僕の頼んだのは、薄切りの肉や小さな三枚肉が入った野菜炒めののった野菜そば、650円。
こちらは沖縄そば、500円。具は一般的な三枚肉とカマボコ。
この店のそばで特徴的なのは黄色っぽい麺で、何でもウコンが練り込んであるらしい。有名店によくあるような自家製手打ち麺ではないのだが、珍しい麺だ。
全てのそばにはごはんがサービスで付いてくるので、あまり量の多くないそばだが、充分に満腹感を味わうことが出来る。
そばの他には、なぜかトンカツやカツ丼と言ったメニューがあり、テーブルの上にもソースが置かれていた。
そう言えば、沖縄は豚肉をよく食べる食文化。トンカツがあるのも当然かもしれない。
取材の時に「テビチがないのですね?」と聞いたら、テビチの毛がどうしても気になり、あの手この手で毛を処理してみたのだが、どうしても納得がいくまで取り除けず、とうとうテビチをメニューに載せるのを断念したのだそうだ。
そんな几帳面な様子は、綺麗に片づけられた店内からも窺うことが出来る。
正確な営業時間は忘れたが、わりと夜遅くまでやっているので、夕食の時間でも安心。夜には常連さんたちが集まって、一杯やったりしているらしい。
那覇からわざわざ行くにはちと遠いが、通りがかりには是非とも寄ってみたいそば屋だ。
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