ブログのトップ画像を作る!

くさの

2005年09月01日 15:03

 1748のお世話になっているてぃーだブログでは、テンプレートが加工しやすい構造になっているので、今までも色々といじってきた。

 いまでも、チョコチョコと改造を繰り返しているし、先日の名古屋遠征で撮った写真でトップ画像も新しくしたばかり。プロフィールの欄にタグが使えることが解ってから、プロフィールも結構いじっている。

 そのなかでも、トップ画像の作成と貼り付けは比較的簡単に出来るので、よく人にも教えている。なので、一念発起して(大袈裟)、記事にまとめてみた。
 
 ちなみに、先日までのトップ画像はこれ。

 

 僕のレッズサポ史上初の現地参戦となった、2005年Jリーグ第2節、アウェー、等々力陸上競技場での川崎フロンターレ戦。開幕戦で浦和レッズは・・・(以下略)


 そして、先日新しくしたトップ画像。

 

 僕のレッズサポ史上、二度目の現地参戦となった・・・(以下略)


 てぃーだブログでは、トップの画像を背景として配置して、その背景画像の上にブログ名・説明文を文字として配置している。

 トップ画像に写真を使う時には、文字の入る部分の色を薄くしたり、ベタ塗りに近い状態にしておかないと、文字が読みづらくなってしまう場合がある。

 そのために、文字の入る写真の左側を薄くするという加工をしてみた。


 前置きはこのくらいにして、実際にこのような画像を作ってみよう。

 
 まずは、作るべき画像の大きさを調べる。

 てぃーだブログの管理画面にログインして、テンプレートからカスタマイズを開く。一番上にスタイルシートと言うところがあるので、その中から以下のような部分を探す。

#container{ font-size:12px;
width :740px;
background-color :#ffffff;
margin :0px auto;
text-align:left;
border-left :1px solid #8c0000;
border-right :1px solid #8c0000;
}

#banner,#subbanner{
background :#D20900 url(xxxxxxxx);
padding :0px 10px 10px 10px;
height: 200px;}


 上から1/3くらいのところにあるはず。必要なのは、赤い文字の部分。 青い文字の部分は画像のurlが入るが、僕の1748では改造してあるので伏せておいた。

 #containerの中のwidth:740pxと言うのが、ブログの中身を表示する部分の幅。この幅の中に、サイドのメニューや記事の本文が入る。#banner,#subbannerの方のheight: 200pxが、バナーと呼ばれるトップの画像の部分の高さ。テンプレートによっては、height:がないこともあるので、その場合には追加。小さい場合もあるので、少し大きめの数値に変更してもいい。

 なので、僕の場合は、740x200の大きさの画像を作れば良いと言うことになる。この大きさはテンプレートの種類によって違うので、自分で探し当てる必要がある。

 加工する元画像は、基本的にはこの数字よりは大きなものが必要。

 では、大きさも解ったところで、Photoshopで画像を作ってみる。

 今回はこの画像をサンプルに作ってみる。

 

 レッズかと思わせておいて、いきなりラーメン。

 この写真、ここに載せるために縮小してあるが、元の画像は2832x2128ピクセルと言う大きさ。画素数で言うと約600万画素。

 いくら何でも大きすぎるので、まずは縮小。

 

 画像をPhotoshopで開き、上のメニューからイメージの中の画像解像度を選択すると、こんなウインドウが開く。

 ちなみに、僕のWindowsはかなり改造してあるので見掛けはかなり違うが、使い方は同じなので気にしないで進めていこう。

 幅と高さの部分には、元の画像の大きさの2832と2128が表示されていた。トップ用の画像は、かなり横長になるので、まずは幅だけを必要な大きさの740と入力。そうすると、それに合わせた高さに自動的に調整される。

 単位がpixelになっていない場合は、単位の部分をクリックしてpixelを選択。高さが自動的に調整されない場合は、下にある「縦横比を固定」にチェックを入れておく。

 Photoshopの左側にあるツールから、切り抜きツールを選択。

 

 大まかな当たりをつけて、切り抜く範囲を選んで切り抜き。最近のPhotoshopは、選択した範囲以外の部分が暗く表示されるので解りやすい。

 この切抜きはあとで微調整するので、やや大きめにしておくと良い。

 

 さて、その微調整。

 上メニューのイメージからカンバスのサイズを選択。必要な大きさを入力してOKをクリック。画像を元よりも小さくするので、一部が切れてしまうと言う旨の警告が出るが、そのまま続行する。

 僕の場合は740x200なのだが、少し大きめにしておいたほうが安全なようなので、縦を20ピクセル大きくして、740x220にした。

 原因を詳しく調べていないので理由はよく解らないが、ギリギリの大きさにすると縦の長さが足りず、同じ画像を繰り返し表示しようとして、画像の上下に同じ画像がチラッと見えてしまう。


 これで、画像の大きさの調整は完了。一部をぼかす加工に入る。

 

 まずは、キーボードのコマンド+aを押して、画像全てを選択。コマンド+cでコピー。コマンド+vでペースト。

 そうする右側の小さなウインドウの中のレイヤーと言うところに、背景とレイヤー1のふたつが出来ている。

 これらの操作は、メニューからもマウスでできるのだが、このくらいのショートカットは覚えておいた方がいい。

 ちなみに、ウインドウズの場合はコマンドの代わりにCtrlを使う。

 レイヤーをふたつにしたのは、背景レイヤーは透明になって後ろが透けてくれないため。

 これで背景レイヤーと同じものが出来たので、背景レイヤーは不要になった。下になる小さなゴミ箱に捨ててしまう。

 

 次に、透けた後ろ側になるレイヤーを作成。

 ゴミ箱の隣の紙の角がめくれた形のボタンをクリック。新しいレイヤーが出来る。

 新しく出来たレイヤー2は、先程のレイヤー1の上に出来るはずなので、持って下に移動。透明なので見た目は変わらないのだが、これでレイヤー2はレイヤー1の下に隠れた。

 
 次に、レイヤー2を塗りつぶす。

 これから、レイヤーに注意しながら進めていこう。青くなっている方のレイヤーが、現在選択されているレイヤー。クリックで選択できる。

1.
左側の部分を黒っぽくしたいので、写真の入っているレイヤー1を選択し、スポイトツールでどんぶりの部分の色を拾う。

2.
(3)の部分の色が拾った色になっているのを確認。

3.
塗りつぶしツールを選択し、レイヤー2を選択。画像の上の適当なところをクリック。




 

 レイヤー2が、スポイトで拾った、どんぶりの黒っぽい色で塗りつぶされた。

 今の段階では、レイヤー2はレイヤー1の下にあるので、実際の画像では見えていない。

 

 次に、レイヤー1の左側をぼかして消していく。

 長方形選択ツールで、画像の左端の部分を選択。上メニューの選択範囲の中から、境界をぼかすをを選択。

 この場合の例では、100ピクセルでぼかしておいた。

 この、境界をぼかした状態で、レイヤー1を選択して、「BackSpace」や「Delete」を押すと、写真の選択した部分が消去される。

 

 境界をぼかしてあるので、滑らかに消去された。

 これでは、まだ、うっすらとレンゲの部分などが見えているので、もう一度キーを押す。

 

 さらに削除された。

 

 選択を解除すると、このとおり完成です。

 色が気に入らなかったら、レイヤー2の色を変えれるだけ。

 

 ゆで卵の黄身の部分の色にもしてみた。

 

 左がベタ塗りだけでは物足りなかったら、レイヤー2にフィルターでも掛けると良いかもしれない。これは、パッチワークというフィルターを掛けた場合。文字が読みにくくならないように、様子を見ながらやってみよう。

 最後に、Web用に保存から、jpgかgif形式で保存して作業完了。

 レイヤーと言うのはPhotoshopでしか使えず、Web用に保存をすると、レイヤーはなくなってしまうので、作業中をしていたレイヤーのあるモノとは別名で保存しておくと良いかもしれない。


 とまぁ、こんな工程。

 自分でやるだけなら5分とかからない作業。説明しながらやっても、15分くらい。だが、他の仕事もしながら記事に書くとえらい大変だった。

 たぶん、次回に続く。
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